防災学習教室を開催しました
2月26日(月)に、以下の内容で留学生を対象とした防災学習教室を開催しました。講師は高知県文化生活スポーツ部文化国際課のご担当の先生並びに中国語通訳の担当の職員さまに来校いただきました。高知県庁では、外国人の方への日本語教育や災害対応をしています。
学習内容
①高知県防災アプリの使用(活用方法)
②災害(震災)発生時の対応
③ハザードマップの活用等について
地震、津波のほか、土砂災害から身を守るために必要な備えをゆっくり日本語で解説してもらったあと、中国語での通訳を添え、生徒たちへの理解を深める時間ができました。
さらに、生徒はひとり一台端末としてiPadを貸与されており、持ち帰り端末として身近なデジタルツールとして活用しています。そのiPadに「高知県防災アプリ」をインストールして、母国語対応の緊急防災情報の登録や各種通知設定の仕方などを学習しました。
最後の質疑応答の時間には、「この場所で津波が起こったら、どこに逃げますか?」の質問に対しては、「この学校の標高は40mを越えており、津波は来ないと推測されていますが、心配な場合はより高いところを目指すといいです」と。
防災意識を高めるため、卒業後、日本の大学に進学した際にも役に立つ有意義な意見交換の場になりました。