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寮教育

師弟同行の教育
生徒が主体的にマナーや生活習慣を身につけていくために、師弟同行で粘り強く指導する教育現場、それが明徳義塾の寮の位置づけです。明徳では多くの教職員が学校敷地内で生活しており、早朝の朝礼から夜の学習時間まで可能な限り生徒と時間を共有しています。また、寮教育には、明徳の建学の精神や教育の特徴が凝縮されています。寮生活を通じた「徳・体・知」の教育で、ゆるぎない人格の基盤を築きます。
大切にしていること
あいさつ、
身だしなみ、そうじ
「あいさつ」「身だしなみ」「そうじ」の指導には特に力を入れています。あいさつは心の架け橋であり、人間関係を円滑にしてくれます。生徒としてふさわしい身だしなみは、他人に不快感を与えないために大切です。そうじは、心をみがく教育の場となっています。

不便から学ぶ、感謝の心
寮は自宅とは異なり、テレビやゲームを自由に楽しむことはできません。洗濯も自分でやらなければなりません。その不便さによって生徒たちは親のありがたみを知り、感謝の心を持つようになります。そして、集団の中でのルールやマナーの大切さに気づき、自分を律する力を身につけていきます。
自分と異なる、他を認める心
寮は基本、相部屋で、学年や部活などふだん所属する集団を越え、いろいろな相手と同室になります。海外からの留学生がパートナーになることも。国内・海外、多様な背景を持つ仲間と生活する中で、自分とは異なる他を認める心を育み、多文化共生社会に必要なフレキシブルな感性を養います。
ようこそおかえり
清く 正しく 逞しく
青春は明徳義塾にあり。ここは世界から集まった生徒たちが勉強にスポーツに汗を流し、共に生活しながらお互いを高め、助け合う場所です。寮生が帰省から戻った時や、卒業生が第二の故郷として訪ねてくれた時には、「ようこそおかえり 清く 正しく 逞しく」の言葉が出迎えてくれます。この言葉には、よく帰ってきたね、これからもお互い頑張りましょう、というエールが込められています。また、縁あって明徳に来てくださった方たちに向けた言葉でもあります。
