6年生いのちのレッスン
9月25日6年生を対象とした、いのちのレッスン「救急法」~心肺蘇生とAEDの使い方~が日本赤十字社の講師の方々を招いて行われました。
まずはじめに校長先生から自身の体験で、トラックの横転事故に遭遇したが何もできなかった、そういう時に命を救えるように救急法の知識を身につけることが大切だ話されました。
スクールカウンセラーの上河先生からは、「愛」の反対語は何かという問いを生徒たちに投げかけ、マザーテレサの言葉である「愛の反対は憎しみではない。無関心だ。」という言葉を紹介されました。事故に遭遇したとき、困っている人がいた時に無関心にならず、助けられる人にならなければならないというお話がありました。
救急法の講義では一次救命処置である心肺蘇生法とAEDの使用方法について勉強しました。119番通報や協力者を求めること、胸骨圧迫の方法やリズム・時間を人形を使って体験しました。その後、服を着た人形を使って胸骨圧迫からAEDを使用する流れを確認し、実習しました。
生徒たちは、「胸骨圧迫体験をした3分間がとても長く感じました。ドラマやテレビでは当たり前のように見ていましたが、実際にやってみるとかなりしんどかったです。」「心肺蘇生法やAEDの使い方だけではなく、死戦期呼吸といった専門的な知識も学ぶことができたので、今後、人の命を左右する場面に出会った時に今日の講義を思い出して、適切に行動したいと思いました。」と話していました。