明徳祭
5月14日(土)午前10時より、明徳神社・明徳慰霊塔にて明徳祭が行われました。
明徳祭とは、明徳神社祭と明徳慰霊祭の2つのお祭りを併せたものです。
明徳神社祭は、日夜私たちをご守護いただいている宇宙の本体である神様に対し、学校側がお供物をし、感謝の意を表し、今後も教職員及び生徒たちの無事・安全を祈願するお祭りです。
明徳義塾という学校が須崎市浦ノ内下中山の地に一夜のうちに忽然として姿を現したということは、到底考えられません。学校創立者をはじめとした多くの先人たちの、血のにじむようなご苦労とご努力によって明徳義塾の礎が築かれ、今日があります。
また、私たちの先輩の中には在学中あるいは卒業後に、不幸にして事故や病気のため志半ばにして亡くなられた方もいらっしゃいます。
こうした創立者の御霊あるいは学校創立以前から今日に至るまでの間、ご協力いただいた先人たちの御霊、また私たちの先輩の御霊などをあわせてお祭りし、それらの方々の霊を慰め、感謝の気持ちを示し、今後の一層の精進をお誓いするのが明徳慰霊祭です。
深く考えてみると、私たち人間は神・親・祖先をはじめ、多くの先人たちのおかげで教育を受け、大自然のお恵みを頂くことで豊かな生活ができます。このご恩に感謝し、その恩恵に報いていくのは人間として当然の務めです。