明徳義塾中学・高等学校 MEITOKU GIJUKU Junior & Senior High School

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学校行事21.12.17

2学期終業式

 12月17日、2学期の終業式がそれぞれのキャンパスで行われました。
 堂ノ浦キャンパスでは㟢本校長より
「皆さんこんにちは。今日で2学期が終了します。今学期を振りかえりますと、まず明徳伝統の朝礼を再会できたことが良かったと思います。ほとんどの寮生が明徳に来て初めての経験で、戸惑ったことでしょう。ですが、回を重ねるうちにみるみる良くなってきました。行進やラジオ体操、校歌斉唱に力強さが出てきました。私は2年前よりも良くなっているように思います。またいつの日か、全寮生が一堂に会しての朝礼を盛大に行いたいと思います。
 さて、あと2週間で新しい年を迎えることになります。世界では新タイプのウイルスが猛威を振るっていますが、日本でもぽつぽつ出てきています。これまでしてきた感染対策を徹底して、自ら考えて行動する、自分自身、家族を守る行動をしてもらいたいと思います。
 来年、皆さんと元気な姿で会うことを楽しみにしています」
 最後に体育館では久しぶりの校歌が響き渡りました。

竜キャンパスでは吉田塾長より
「今年は全員そろっての終業式をしたかったけれどコロナでできませんでした。今回も留学生は冬休み帰国することができません。そんな中でも1日、1日が充実できるよう過ごして欲しいと思っています。
 今日は、ずいぶん昔に明徳に来た少年の話をしたいと思います。当時ソフトテニスを広めるためモンゴルから生徒を受け入れました。そのためモンゴルを訪れた時、相撲マットの上に立つ運動能力に優れた美しい瞳の少年を見つけました。この子供は異文化でもやっていけると確信し明徳に誘いました。それが元大相撲横綱の朝青龍との出会いでした。この話を思い出すたび「縁」という言葉が思い浮かびます。皆さんも何かご縁があってここにいます。明徳という共通のご縁のお陰でこのような仲間と出会えました。このご縁を大切に助け合っていってください。良いお年をお迎えすることを祈っております」とお言葉をいただきました。