いのちのレッスン
11月7日、本校体育館で全校生徒を対象にいのちのレッスンが行われました。
今回の講師は、竹内昌彦先生。先生は、小学生の時失明しました。平成17年3月に岡山盲学校を退職され、現在はモンゴルやネパールなどアジアの目の不自由な子供たちに手術の支援を行っています。
講義では、先生の生い立ち、目が見えなくなってからのいじめや進路、親への思いなどについてお話になられました。
その中で生徒たちにいくつかお願いとアドバイスをいただきました。
〇点字ブロックの上に自転車等を置かないで
〇見た目だけで判断しない
〇老人や障害のある人には心のゆとりをもって接してほしい
〇障害のある人に声をかけれる人になって欲しい
〇「ありがとう」をたくさん言われる人になって欲しい
〇優しい人になって欲しい
〇しっかり勉強すること
1番強く訴えたのは、「いじめ」についての問題でした。
今、学校などで「いじめ」の問題があります。死ぬほどつらいと思ったら我慢せずみんなを巻き込んでください。逃げてもかまわないんです。
自分の命は、自分一人のものではありません。死なずに生きてください。嫌なこと悪いことはずっと続かない。悲しみは一生は続かない。死なずに生きること。
先生のお話はとても前向きで、途中面白おかしくそして力強かったです。
最後に生徒代表の笹岡ケイトエバンさんが「私たちも誰かの役に立てるよう、自分のためだけでなく周りへの配慮を大切にしていきたいと思います。」と述べました。