第47回中学校卒業式
第47回中学校卒業式が3月19日、本校体育館で挙行され、69人に卒業証書が授与されました。
㟢本校長告辞
「3年前の4月、希望と不安がいっぱいで入学してきた日をついこの前のことのように感じます。
保護者の皆様には幼い子どもたちを私どもにお預けいただきありがとうございました。子どもたちは心身ともに立派に成長いたしました。日頃の明徳教育へのご理解に改めまして深く感謝いたします。
今年は実に我慢の年でした。学校行事は従来とは形を変えて実施してきましたが、まさに我慢と不安の連続でした。保護者の皆様にも大変心苦しい思いでいっぱいでした。本校は徹底した感染対策を講じて参る方針ですので、引き続き保護者の皆様方のご理解、ご協力をお願いいたしたく存じます。
義務教育が本日で終わり、これからは生徒個々の夢の実現へ向けてさらなる努力が求められます。本日の卒業は次へのスタートです。高校生活へのステップの決意と覚悟を新たにすることこそが本日の卒業式が持つ意義です。
初代理事長石元鉄造先生の座右の銘「途中困難、最後必勝」を卒業する皆さんへのはなむけの言葉にしたいと思います。
ご家族に今までの感謝の気持ちをしっかりと言葉にして伝えてください。4月10日の入学式にて再度お会いできることを楽しみにしております。本日はご卒業おめでとうございます。」(省略)
感謝の言葉
卒業生代表 江口 真朋
「今日は、コロナウイルス感染が続く厳しい状況の中、私たちのためにこのような式を行っていただきありがとうございます。
3年前の春私たちは入学しました。生活の全てが初めての事が多く緊張する毎日でした。しかし、先輩方のクラブ活動に対する真剣な態度を目にして、私たちも頑張ろうという気持ちになり、努力することが出来ました。
寮生活では、始めは少し距離を感じていた友だちとも日ごとに仲良くなり、一緒に笑い合える関係に変わりました。
学業やクラブ活動で悔しい思いをしている時、両親は話を聞いてくれて、励ましの言葉をかけてくれました。その言葉が私を力づけて元気にしてくれました。これからも、まだ心配させることがあるかもしれませんが見守っていてください。
先生方は、いつも私たちに対してたくさんの言葉を一人一人にかけてくださいました。
私たちの中学生活は、多くの方々のおかげでかけがえのないものになりました。本当にありがとうございました。
高校生になっても今まで以上に努力し、夢に向かって頑張ります。」(省略)