1学期終業式
7月8日、1学期の終業式が行われました。
それぞれのキャンパスに別れて行われた終業式では、本校は校長先生、竜キャンパスは塾長先生からお話をいただきました。
㟢本 宏明校長
多分、日本で一番早い終業式だと思います。特に寮生はゴールデンウィークもなく、遠足、県体と色んなイベントができませんでした。その10日間を早めてこの日を終業式と決定しました。
また、通学生に関しては反対に学校に来られなかった期間があるので先生たちと一緒に7月31日までしっかりと授業をしましょう。
何より留学生は帰りたくても帰れない、春休みも、またこの夏休みも帰れる目途がたっていません。先生方は毎日、日本の状況、世界の状況を見ながらどうしたら帰れるのだろうと考えましたが、今は帰すことができないということを理解してもらいたいです。ただ夏休みの間、午前中に授業をするよう準備しています。
世界中がこのコロナに対して大変な思いをしています。そこでやけになるのではなく、今自分たちは何ができるのか、今できることにベストを尽くして頑張ろうという思いをそれぞれが持つことが何よりも大事だし、それがみなさんの将来の心の学びになると思います。
初代校長がおっしゃっていた『踏まれても咲くたんぽぽの笑顔かな』踏まれても、踏まれても、最後は笑顔で咲くたんぽぽのように、大変なことがあっても明徳での生活を頑張り抜く、その思いを心に持って欲しいという願いを込めて、学校の校章がたんぽぽになったのです。
4月の始業式で挨拶と掃除を頑張ってもらいたいとみんなにお願いしました。先生はこの5週間、ずっと校内の草刈りをしていました。その時にごみがないと思いました。ものすごくうれしかったです。 また、最近挨拶が特にいい。気持ちよく挨拶してくれる人がたくさんいます。ぜひ、そういう心がけを続けながらこのしんどい時期を乗り越えてもらいたいと思います。
吉田圭一塾長
期末テストも終わり、夏休みに入ります。高校3年生はこれから大学入試、留学生は留学試験などが始まります。
休みに入って、だらけるのではなく今一度、自分は明徳に何をしに来たのかを思い出してもらいたい。目標を持ち、その目標を実現させるために何をしなければならないか考えてみてください。
コロナの対策をこれまでにも行ってきましたが、今後も手洗い、消毒をしっかり行い、コロナに感染にないよう気を付けて生活をしてください。
帰省のできない留学生たちには、色んな計画を立てていますが、あなたたちからも何かいいアイデアがあればどんどん提案してください。
よい夏休みを過ごしてください。