「臨時休校」(17~24日)のお知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大は、高知県初の死亡者(高齢女性/高知市)が出るなど県内でも収束の見通しが立っておりません。さらに最近、竜キャンパスが立地する土佐市管轄の「中央西福祉保健所」(管轄エリア:6市町村)管内で、新たな感染者が発生致しました。本校キャンパスのある須崎、土佐両市内での感染者発生は今のところありませんが、本校はこれらの事態を重く受け止め、17~24日を「臨時休校」とする決断を致しました。
同保健所管内の全4県立高校は17日までに休校に踏み切り、既に高知市内の私学全校も同市内での感染拡大が深刻化する状況から県知事の要請を受け、休校に踏み切っております。
本校はこれまで「1人の感染者も学内から出さない」との強い決意のもと、考え得る様々な感染予防策に積極的に取り組み、予定通り13日から新年度の授業をスタートさせました。
しかし、特に高知市内の通学生の保護者の皆さんから「(自分の子どもが)学校に感染を持ち込むような事態にならないか心配だ」との声が寄せられる一方、須崎・土佐両市での感染者発生はなくても「学校の近隣町村から感染者が出たことは深刻に受け止めるべきだ」「これまでの方針通り、全ての感染リスクを徹底排除しよう」との意見が教職員間で高まったことを受け、「臨時休校」の決断に至った次第です。
よって、通学生については休校8日間を自宅学習として、学校はこの間の教材(「課題」等)を提供することとし、寮生については日本政府が「国内移動の自粛」を要請していることを受けて学内待機とし、学内で学習の場を別途提供することを検討しております。
新型コロナウイルスの感染拡大は今後、どう展開するのか全く予測がつきません。本校と致しましては「生徒の健康と命を守る」ことを第一義に、その都度その都度に最適な対応策をこれまで通り迅速に講じて参る所存です。
事実上の「春休み」繰り上げ実施や今回の休校で生じた授業の遅れは、ゴールデンウイークや「夏休み」期間を利用して挽回する計画を進めております。保護者の皆様方には、何かと不安やご心配をおかけしますが、本校は教職員一丸となって、この難局に立ち向かう覚悟でおります。何卒、倍旧のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。