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- お知らせ25.06.05
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令和7年度第1回教職員モラロジー研修開催
令和7年6月4日、本校研修会館にて「第1回教職員モラロジー研修」が開催されました。
今回の研修には、モラロジー道徳教育財団特任教授であり、麗澤大学教授の大久保俊輝先生を講師としてお招きした。
研修の冒頭、大久保先生は「教師になった経緯は、すべて自らの経験に根ざしている」と語り、自身の歩みを振り返りながら、教育者としての心構えについて語りました。特に「慕っている先生(人)はいるか」「その人の人生遍歴はどうだったのか」といった問いかけを通じて、参加者一人ひとりが“自分らしい教師像”を再確認する時間となりました。
また、研修中には、先生が用意された「美点発見カード」を活用し、隣に座っている教職員同士でお互いの良い点を見つけ合うワークも行われました。日頃なかなか言葉にできない相手の良さを認め合うことで、参加者の間にあたたかい空気が流れ、信頼関係の再構築にもつながる貴重な機会となりました。
さらに、「ああはなりたくない教師人生」や「20年後、あなたは生徒に慕われているか」といった印象深い言葉を通じて、教師として、また人としての在り方や心の持ちようについて、分かりやすく丁寧に語られました。
研修の締めくくりには、日々の実践に活かせる“鍛錬の仕方”として以下の3点が紹介された。
1.言霊で行動すること
2.動いて徳を積むこと
3.安心感をあたえること
「動いてこそ、徳は積まれ、信頼される教師となる」との言葉に、参加者の多くが深く頷いました。
参加した教職員からは「自分の心に突き刺さる言葉が多く、考えるきっかけとなった」「初心に立ち返ることができた」との声が多く寄せられ、有意義な時間となりました。