DXハイスクール3学期高大連携集中講座:健康やスポーツ領域におけるAI活用
3月11日、第3学期のDXハイスクール集中講座がDX教室で開催しました。今日のテーマは、健康やスポーツ領域におけるAI活用
講師は、小塩篤史教授(麗澤大学工学部情報システム工学専攻EdTech研究センターセンター長)
小塩教授による、AIは急速に進化して、これはどんな分野にも役立ちます。データの分析を行っていると、どんな時にミスが起きやすいかを知ることにより、ミスを減らす工夫につながります。このトレンドのAI期待値を国別にみると、中国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、台湾に比べて、日本は最下位です。
さて、麗澤では会話サポートAIアプリをつくって、しゃべれなくても何をしゃべったらいいかAIが返してくれる、というものを作ってみました。このように何が欲しいのかについてシステム設計をして、リスク分析もして、悪いことが起きるかもしれないことも学んでいきましょう。さらに盲目のひとがスマホを目の前にかざして、タクシーが近づいてくれたら、しゃべってくれるとか、社会に役立つことが身近になってきています。テニスや野球やバスケ、サッカーなどの部活の練習メニューだって、打順だって、バスケ部の試合前の応援ソングもつくれちゃうんです、と生徒はこれには興奮。一瞬で自分たちのクラブの応援ソングができるなんて、AIってすごーい、と。このように今のAIは目、耳に関する分野はほぼ人間より高い知識だけど、味覚や臭いについては、まだ熟成されてないそうです。なかなか高校生には聞けない貴重な学びの時間になった様子です。AIを正しく発展的に使うかが今後の大切なところで、このような学びを深めるためには理系への進学にも興味を持ってくれたらうれしいです、と。