オーストラリア第1号留学生来校
明徳に初めて交換留学に来ていたデイル・ライオンさんが、45年ぶりに2人のお子様と本校に帰ってきてくださいました。オーストラリアのバンバリーカセドラルグラマースクールとは47年前に姉妹校提携を結び、デイルさんは明徳の創立以来初めての留学生として、1年間1人で学びました。
1月10日には、4年英語コース、5年英語コース、5年特進Ⅱの生徒たちに向けての講話を英語でしていただきました。講話の中で、デイルさんは当時の明徳での生活を鮮明に思い出し、オーストラリアの学校との違いや寮生活での食事やお風呂、夕礼での出来事、さらにはクラブ活動を通じて多くの友人を得たことなどを語ってくださいました。明徳での経験が「自立心」を育むきっかけとなり、一人で生活する自信にもつながったと述べられました。そして、「もし叶えたい夢があるなら、強い心を持って取り組んでください」というメッセージを生徒たちに送りました。
現在、明徳の海外姉妹校は115校に達し、毎年多くの留学生が本校を訪れています。また、本校からもオーストラリアやカナダへ中学3年生や英語コースの生徒たちが留学しています。デイルさんがいなければ、今の姉妹校や留学制度は成立していなかっただろうと、当時を知る上田惠介先生は語っています。