第2回DXハイスクール出前授業1日目
12月18日、堂ノ浦キャンパスにて総合コースの5年生を対象に第2回DXハイスクール出前授業が行われました。今回の講師には、麗澤大学工学部ロボティクス専攻の鈴木高宏教授をお招きし、ロボティクスとスポーツに関する講義が展開されました。
講義では、人とロボットの比較や、社会におけるロボティクスの活用方法について詳しく説明されました。また、スポーツ工学やスポーツ科学においては、解析の重要性や開発について、生徒たちの部活動を通じた具体的な事例を交えて解説されました。
授業の最後には、生徒たちに「ロボットのアイデアを考えてみよう」という課題が提示され、アイデアだけでなくビジネスモデルを考える時間も設けられました。生徒たちからは、「バレーの練習で人を補充してくれるロボットがいたらいい(アタックなど)」「ゴルフでどんなクラブを選んだらいいか教えてくれるロボットが欲しい」「自分の口臭によって良い歯磨き粉を選んでくれるロボットがいたらいい」などのアイデアが出されましたが、すでに開発されているものあり、鈴木教授は「高校生の成長に合わせた未来への道具選びができるものがあるといいですね」とアドバイスを送りました。
鈴木教授は「IT系人材に必要なのは、情報に強い人です。それをより勉強すると必ず役に立ちます。ロボットを学ぶには数学も必要ですが、ロボットの動きを見ながら学ぶことで理解が深まります。身体を動かしながら学ぶことがロボットの面白さです。さまざまな仕事がある中で、この技術を学ぶことで活躍できるチャンスが広がるため、工学部はおすすめです」と生徒たちに語りかけました。
この出前授業は、生徒たちにとって新たな視点を得る貴重な機会となりました。