明徳義塾中学・高等学校 MEITOKU GIJUKU Junior & Senior High School

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学校行事24.06.24

保護者学級

6月22日、保護者参観と研修会が行われました。
全国各地か来校された保護者の方々は、それぞれのクラスで授業参観をされました。
午後からは、各クラスの担任と個別面談を行いました。生徒たちの日頃の様子を知ることができたようです。
保護者対象モラロジー研修会は堂ノ浦キャンパス研修会館で行われました。
講師には、麗澤大学大学院特別教授、前学長の中山理(なかやまおさむ)先生をお招きし「人生100年の時代を楽しむには~モラロジーの視点から~」のテーマで3つのパートにわけて保護者並びに教職員に分かりやすく説いていただきました。
――以下、講義内容から抜粋――
―Part1.人生100年の時代はどのような時代なのか?―
人生100年時代というと経済的なことばかり取り上げられていますが、大切なことは有形資産よりも無形資産であること。物質的な目標ばかりだと楽しめていないケースがあります。
例えば、会社以外でのアイデンティティを持つことや横の繋がりなど多様な人的ネットワークを作ることが大切です。個人の幸福は、物と心のバランスであって、2つの格言をお伝えします。
①「人間を尊重すれども物質を軽んぜず」
②「徳を尊ぶこと学知金権より大なり」
―Part2.私たちの人生を決めるものは何か?―
3人の「恩師」と「恩書」←この2つで人生が豊かなになります。
良い人(恩師)との出会いが自分の人生を決めます。成功者は誰もがポジティブ。そのような人との出会いによって自分自身が向上していきます。利己的な考えを捨て、学び続けると年を取っても衰えません。人生の恩師について2つの格言をお伝えします。
①「子曰く、利に放りて行えば怨み多し」
②「壮にして学べば老いて衰えず」
もう1つは、恩書の威力。良い本の価値は下がりません。書物は人生の師となります。出費を惜しみません。
―Part3.ウェルビーイングを高めるためのレシピー
幸せになるには感謝の心を持つことです。感謝の表し方の3つの要素①内容(何に対して)②補足(うれしい気持ちを伝える)③お陰様(あなたの存在)があり、言葉を使うとより気持ちが伝わります。感謝の心を持つとハッピーになれます。
「感謝の心」が我々の人生の100年時代を幸せにしてくれます。
あなたの言葉は、あなたの行動となり、あなたの習慣となって、あなたの人格となって、あなたの運命になるでしょう。あなたの想いがあなたの運命を変える!ということになるのではないでしょうか。