イタリアフレスコ画家とワークショップ
4月13日(土)、姉妹校のイマジンエジュケーションオーストラリア校長夫妻のご紹介でイタリア・フィレンツェよりフレスコ画家のロベルトグアニエリ氏、ルドルフォグアニエリ氏(ご兄弟)が来校され、美術部対象にワークシップが行われました。
ご自身たちの工房では興味のある人が世界中から集まりワークショップが行われています。また世界中の公的、私的な場所にも彼らの作品が描かれています。
今回はお二人のテーマの一つである「ポピー」を題材に、フレスコ画法の漆喰やカラー顔料を使って、美術部の生徒が体験を行いました。作成する時の注意点は「笑顔で」「考えずに思ったものを表現する」「出来上がったものの良し悪しを評価せず受け入れ心を満たすこと」の3点。生徒達は思い思いに一気に作品を書き上げ、大変満足していました。
「ポピー」は細い茎の上に花が一つ咲いていて、ゆらゆらと風になびき色々な表情を見せてくれます。その種はあちこちに飛んで行き、環境の良い場所にも悪い場所にもしっかり根を張り、強く、美しく咲き誇ります。若い生徒の皆さんにも良い時も悪い時もあるだろうけれど、皆さんにはたくさんの可能性を秘めています。これからも強く、美しく育ってほしいとお話しをいただき、離校前にポピーのフレスコ画を描いていただき、その作品を寄贈いただきました。
また、校内を見学された際には、それぞれのクラブ活動で生徒達と先生方が一生懸命で、若いエネルギーを感じたと感動していました。
